ウソの110番通報の疑い、書類送検 警官から逃げる「ポリ鬼」遊び

小寺陽一郎
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 ウソの110番通報で警察の業務を妨害したとして、神奈川県警川崎署は22日、横浜市などに住む15~19歳の少年少女5人を偽計業務妨害容疑で書類送検した。駆けつけた警察官から逃げる「ポリ鬼」と称する遊びで110番通報したと説明しているという。

 署によると、5人は共謀し1月17日午前0時20分ごろと同1時5分ごろ、携帯電話と公衆電話から「男の人が刃物を振り回している」などと虚偽の通報をし、川崎市内に駆けつけた署員らの業務を妨害した疑いがある。うち4人は16日午後11時55分ごろにも虚偽の通報をした疑いがある。

 少年らは近くのマンションの屋上などから署員が駆けつける様子を見ていたといい「その場のノリ」「スリルを味わいたかった」と話しているという。署は付近にいた少年ら数人に事情を聴き、通報時に録音された声や、公衆電話に残った指紋などから立件した。

 3回の通報で計9人の警察官が現場で対応した。署は「虚偽通報は本当の通報に対応できなくなる犯罪。絶対にしてはいけない」と話している。(小寺陽一郎)