党首が走る NHK党首・立花孝志(54)
衆院選公示日の19日午前、東京・渋谷のNHK放送センター前。通勤中の職員らが足早に通り過ぎるなか、NHK党の党首・立花孝志(54)はいつもの決め言葉を口にした。「NHKを、ぶっこわーす」
20年近く勤めたNHKに不満を抱いて辞職。そこから、視聴の有無にかかわらず、受信機を持つ世帯などを契約対象とする「受信料制度」の改善を求め始めた。制度を動かすには政界入りが必要と考え、各種選挙に参戦。15年に千葉県の船橋市議選に初当選し、19年参院選比例区で国政進出を果たした。
国政政党の党首となり、受信料不払い問題の相談に応じるコールセンターを設置。国会では、受信料不払いの場合はNHKがテレビに映らなくなる制度の実現を訴えた。
衆院選の第一声で立花は、経…
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