スキージャンプのレジェンド葛西、9回目の五輪出場、極めて厳しく

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 ノルディックスキー・ジャンプ男子で、49歳の葛西紀明土屋ホーム)が、2022年2月に行われる北京冬季五輪で、史上最多を更新する9大会連続出場が極めて厳しくなった。24日に札幌・大倉山ジャンプ競技場で行われた全日本選手権ラージヒル(LH)で優勝できず、五輪代表を決める基準となるワールドカップ(W杯)の序盤の遠征メンバーに選ばれなかったため。

 日本のジャンプ男子の五輪代表枠は5人。来年1月上旬までのW杯の成績上位5人が選ばれる予定だ。全日本スキー連盟によると、11月の開幕戦を含む今季序盤のW杯メンバーには、昨季のW杯成績上位者と、全日本選手権LHの優勝者が選ばれる方針。葛西は昨季W杯出場がなかったため、この日が限られたチャンスだった。

 ケガや不調者などが出ればW杯メンバーが入れ替わる可能性もあるため、葛西にもわずかに希望は残る。今後は国内大会などで成績を残し続け、まずは入れ替えのチャンスを待つことになる。

 葛西は全日本選手権の前、五輪出場に向けて最後まで諦めない考えを語っていた。「ルールが変わったり、ジャンプのスタイルも変わったりしてきた中で、対応して、進化して、やってこられた。今でも、その力を信じてやっている。今はこんな調子(不振)だから、もし今回だめだったとしたら、次の4年後(の五輪)をめざしたいと思う」と話していた。

北京オリンピック

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