ダイビング選手権のサイトから消えた「国旗」 台湾の国連排除50年

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 国連が中国の代表権を認め、台湾を追放した「アルバニア決議」から25日で50年がたつ。中国が唱える「一つの中国」原則のもと、国際社会での台湾の活動範囲は縮小が続く。一方で近年は、米中の対立を受けて、台湾支持の声がじわりと広がる。

 「台湾に謝罪する」

 世界のフリーダイバーらでつくる国際組織「AIDA」が9月30日、公式サイトにこんな声明を出した。地中海キプロスで開かれた世界選手権の出場者を紹介する動画サイトから、台湾人選手名の横に載せた「中華民国旗」を説明なく削除したことについてだった。AIDAは声明で、中国当局から要求があったと明かし、「驚愕(きょうがく)し、(関係者に)説明する時間がとれなかった」と釈明した。

 この一件では、削除に気付いた日本フリーダイビング協会が「台湾だけが不利益を負うのを看過できない」と訴え、日の丸も削除するようAIDAに要求。台湾メディアによると、最終的には米国や豪州、独仏韓を含む少なくとも10カ国の団体が自国国旗の削除を求め、画面から消えた。

 中国による台湾排除の圧力は…

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