「人生を母には捧げない」それでも…離れてケアする23歳の迷い

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仲川明里
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 昼夜を問わず届いていたLINEが、ここしばらく完全に途絶えている。

 「今回は長くなりそう。いつ退院できるのかな」

 愛知県内に住む女性(23)はスマホを見つめた。

 「自分の人生、すべてお母さんに捧げることはしない」。そう決めている。でも、簡単に割り切っていいのか、「モヤモヤ」が残る。

 「私って冷たい人間なんでしょうか」

身近なことで何となく覚えた違和感や苦しさ。そこから一歩踏み出し、行動を始めた若者たちがいます。衆院選を前に、若い世代の「モヤモヤ」と、政治とのつながりを考えます。

 家事を完璧にこなしていた母が異様な行動をとるようになったのは、小学校高学年のころだった。

 突然テンションが高くなり…

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