松山英樹の陰で輝いたお祭り男 ファンサービスの原点は

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木村健一
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 男子ゴルフの米ツアー、ZOZOチャンピオンシップ(千葉・アコーディア習志野CC)で、優勝した松山英樹(29)の陰で、日本ツアーの「お祭り男」が会場を盛り上げていた。「だんじり祭」で知られる大阪府岸和田市出身で、日本ツアー未勝利の中西直人(33)。ファンサービスやSNSでの発信で人気を集め、スポンサー推薦で出場した。

 24日の最終ラウンド。59位でスタートした中西は10番ホールに笑顔で登場した。放ったティーショットは、池が構える左側へ。ギリギリでカート道にとどまると、大きく両手を広げて「セーフ」のポーズ。ギャラリーから拍手と笑い声が起こった。このホールでバーディーを奪って、沸き起こる拍手に笑って手を振ってこたえた。11番では、ティーショットを打った後、すぐ横で応援してくれた男の子に、ボールをプレゼント。男の子は大切そうに球を握りしめ、笑った。

 「推薦で出場した自分にしかできないことをやろう、と。それは、会場を盛り上げること。みんなで一緒に盛り上げたい」

 異彩を放つファンサービスの原点は、子どもの頃の経験にある。

 小学生の頃、観戦した日本の…

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