グーグルマップ・ポケモンGOの生みの親が語った「次」に来る新技術

有料会員記事

聞き手・細見るい、中島嘉克
[PR]

 世界中で社会現象にもなった「ポケモンGO」が誕生して5年。開発した米ナイアンティック社のジョン・ハンケ最高経営責任者(CEO)が朝日新聞のインタビューに応じた。グーグルアースやグーグルマップの生みの親としても知られるハンケ氏がどのようなテクノロジーの将来を描いているのか。米巨大IT企業がこぞって注目する仮想空間「メタバース」についても聞いた。

写真・図版
拡張現実(AR)技術を使うことで、スマートフォン画面上に生き生きとしたピクミンが登場する=米ナイアンティック社提供

 ――ポケモンGOの配信開始から5年が経ちました。

 「ポケモンGOのプレーヤーには7歳もいれば、90歳もいる。これだけ幅広い層に遊んでもらえるのはすばらしいことだと思います。ゲームのプレーヤーはもともと愛好家や男性など一部の人に限られていました。ゲーム自体も攻撃的で暴力的なものが多かった。ゲームもどんどん映画やテレビ、音楽と同じように文化の中心になってきています。ポケモンGOの利用者の男女比率は世界全体でみると半々。女性にも多く楽しんでもらっています」

記事後半では、マリオの生みの親である任天堂の宮本茂さんと初対面したときの気持ちや、いま研究開発を進めている新たなテクノロジーについて語っています。

 ――日本で11月上旬に配信を始める新サービス「ピクミンブルーム」はどんなアプリですか。

 「スマートフォンに組み込まれている歩数計と連動し、歩くことで任天堂のキャラクター、ピクミンを育てることができます。集めた果物をピクミンに食べさせて育てます。(画面に出てくる地図は実際のもので)近所を歩き回りながら、歩いたところには花が咲いていく仕組みもあります。毎日歩けばどんどん花を咲かせられ、お花畑のようにすることができます。他の利用者が歩いた跡に咲いた花も画面上に出てきます。外に出て活発に動くことが楽しくなります。ゲームというよりは毎日の散歩を楽しくする仲間のようなものです」

写真・図版
ピクミンブルームのイメージ画像=米ナイアンティック社提供

 ――どちらのサービスも利用者を外に連れ出す仕掛けですね。

 「私には子どもが3人いて…

この記事は有料会員記事です。残り1639文字有料会員になると続きをお読みいただけます。