日本版GPS搭載、H2Aロケット打ち上げ 位置情報の精度向上へ

小川詩織
【動画】打ち上げられたH2Aロケット44号機=松井充撮影
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 H2Aロケット44号機が26日午前11時20分ごろ、鹿児島県種子島宇宙センターから打ち上げられた。日本版GPSとも言われる準天頂衛星「みちびき」を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。当初は25日の予定だったが、悪天候の予想で延期になっていた。

 みちびきは、米国のGPSを補う信号を出す測位衛星。GPSと一体で運用することで、山間部やビルの谷間で電波が遮られて生じるスマートフォンなどの機器の位置情報のずれを抑える。

 2010年に打ち上げられた初号機が設計寿命を迎えることから、代替機を打ち上げた。国は、カーナビやスマートフォンなどの位置情報の精度向上を目指し、今後さらに3機を打ち上げて23年度に7機体制にする方針だ。

 また、H2Aは23年度に退役する見通しで、今年度には後継となるH3の初打ち上げが計画されている。小川詩織