札幌聖心女子学院、25年3月で閉校へ 定員割れ続き運営難しく

芳垣文子
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 私立の中高一貫女子校・札幌聖心女子学院(札幌市中央区)は、2023年度以降の生徒の募集を停止する。中学、高校ともに募集停止となり、25年3月末で閉校する。運営する学校法人聖心女子学院(東京)が26日発表した。

 22年1~2月の中学、高校の入試は行う。現在中1、中2の在校生と来春の中学入学生は同高校に進学できなくなるが、本州の聖心女子学院の姉妹校や、道内のカトリック系私立校への転学のめどが立っているという。

 札幌聖心女子学院は1963年創立。中高とも定員は各学年80人で、中高各240人。現在の生徒数は中学校が63人、高校が100人で、定員に対する充足率は34%(中学26%、高校42%)。中高合わせた最近10年間の定員充足率は34~41%で、大幅な定員割れが続いていた。

 運営法人は「少子化で経営環境がさらに厳しくなることが予想される中、生徒数の大幅回復は見込めず、学校運営継続のめどが立たないことから、苦渋の決断に至った」としている。(芳垣文子)