オリックス優勝の裏に音楽の力? T―岡田が選んだ「覚悟はいいか」

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構成・大坂尚子
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 プロ野球のオリックスが25年ぶりのパ・リーグ優勝を決めた。2014年にわずかの差で優勝を逃した悔しさを知り、自身も打撃不振などどん底を味わったプロ16年目のT―岡田が朝日新聞のインタビューに答え、これまでを振り返った。

「10・2」の悔しさを晴らしたかった

 なんとか優勝したい。その思いを、力に変えてきました。だから優勝は素直にすごいうれしい。この33年、生きてきたなかで一番じゃないですかね。

 忘れもしない2014年の「10・2」。ソフトバンクに敗れて勝率2厘差の2位。目の前で優勝を決められ、ベンチで突っ伏しました。あの悔しさを晴らしたいと思っていました。

 10年に本塁打王になったけど、その後は思い描いた成績を残せず、ずっと葛藤がありました。「たまたま取れるもんやない」とよく言われるけど、たまたま取れたと思うようになりました。

 もちろん本塁打は打ちたい。でも、今はそれよりもチームの力になりたい。一番はスタメンで出たいけど、レギュラーで出られない時は、代打でもベンチの盛り上げ役でもいいんです。

 自分で言うのは変だけど、試合のいい場面で回ってくることが多い。そこでチームを勢いづけるのも、止めるのも自分次第。僕が落ち込めばチームに影響してしまう。変わらずにいることを意識しています。

 今季一番の試合は9月30日のロッテ戦です。2点ビハインドの九回2死から逆転3ラン。いいところで一本打てたのも、みんながつないでくれたから。今までやってきた全員での勝ちだったと思っています。

「自分のやってきた道を信じていけばいい」お気に入りの登場曲

 チームの雰囲気はいいです。5月ごろから、試合前のロッカーで音楽を流し始めました。きっかけは、水本(勝己)ヘッドコーチから「試合にダラッと入っているように感じる。みんなで一気にいけるようにしたい」と言われたこと。

 スピーカーを持っていた僕が…

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