今季のオリックスはここが違った 分岐点は崖っぷちの裏ローテ3連勝

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佐藤祐生
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 9月28~30日。2位で乗り込んだ千葉での3連戦が優勝への分岐点だった。

 オリックスは1試合でも負ければ、ロッテに優勝マジックをともされてしまう状況。しかも、先発は山崎福也、山崎颯一郎、田嶋大樹の「裏ローテ」だった。首脳陣は選手たちに「うちの野球をきっちりやるしかない。できることを絶対やる。自信を持ってやれ」と伝えた。

 コーチの一人は振り返る。「トーナメントでいくしかない、という気持ちだった」

 1、2戦と2桁安打で連勝。土壇場まで敗色濃厚だった3戦目は、九回2死からT―岡田の逆転3ランが飛び出した。この3連勝で息を吹き返したチームは、10月の熾烈(しれつ)な首位争いを気力で駆け抜けた。

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 25年ぶりとなる夢の実現に欠かせなかったのは、打線の変貌(へんぼう)だ。

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