番組配信の社会実証、1回最大3千人で複数回実施 NHKが想定公表

宮田裕介
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 NHKは26日、テレビを持っていない人らを対象に、インターネットを通じて番組などを試験的に配信する「社会実証」を可能にするため、ネットを使う業務の実施基準の変更案を総務省に認可申請した。

 NHKが同日発表した想定によると、来年度以降、あらかじめ選んだ対象者に、番組や番組の理解を深める動画などを配信。複数回実験することも検討しており、1回あたり最大約3千人に1週間~3カ月程度実施する。詳しい概要は例年1月ごろに公表している実施計画で明らかにする予定。

 社会実証を巡っては、武田良太総務相の要請を受け、同局が8月末、来年度に社会実証を始める素案を発表。9月に意見公募をしていた。

 実施基準の変更案には、受信契約者向けの既存の配信サービス「NHKプラス」を利用しやすくする仮登録の仕組みや、パソコンやスマートフォンでしか見られなかった見逃し配信をテレビでも見られるようにすることも盛り込んでいる。宮田裕介