ベトナム人実習生支える最前線訪ねた 「なぜ制度続くのか、考えて」

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藤崎麻里
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 仕事も、生活の拠点も失ったベトナム人の技能実習生や留学生を支援するNPO法人「日越ともいき支援会」(東京都港区)。コロナ禍のさなか、実習生らの支援に最前線で動いている団体の一つだ。率いる吉水慈豊(じほう)代表(52)はどんな思いで活動しているのか。実習生の問題に関心を寄せている立教大学2年の沖田茜(あかね)さん(20)と私立鷗友学園女子高校3年の古井美好(みこ)さん(18)が、記者(42)とともに話を聞いた。

 支援会の玄関を通ると、スニーカーが数十足、ずらりと並ぶのが目に入った。身を寄せるベトナム人の元実習生や留学生のものだ。

 吉水さんは言う。「いまここにいるのは15人。全員20代の男女で、妊婦もいる」

 技能実習生は外国人の在留資格の一つ。日本で働ける在留資格をもつ外国人172万人のうち、実習生が最多で約4割の約40万人を占める。国別で最も多いのがベトナム人だ。

 技能実習制度の始まりは、1…

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