年貢軽減求め高崎藩に直訴「城押し出し」再現 高崎市

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角津栄一
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 明治2(1869)年、約4千人の農民たちが当時の高崎藩に年貢の軽減を求めた「高崎五万石騒動」。城まで行進して直訴する「城押し出し」の様子が、152年前と同じ今月17日に再現された。みのや笠を身につけて農民に扮した市民ら約30人が、群馬県高崎市内から高崎城址(じょうし)に向かって行進した。

 史実の継承に取り組む「高崎五万石騒動を語り継ぐ会」が主催。語り継ぐ会によると、高崎藩は当時、城下5万石の領内で他の領地より高率の年貢を課した。度重なる凶作も重なって農民の不満が高まり、年貢軽減を求めて嘆願書を出した。

 3人の大総代(佐藤三喜蔵、高井喜三郎、小島文治郎)の指揮で、柴崎村の天王森から47カ村の村民が高崎城まで歩いて行進した。この際に、大総代からは「城に押し寄せるが、乱暴など致さぬように」と訓示。その整然とした行動に、町人たちが同情して食料を差し入れたという。

 嘆願書を受け取った高崎藩は…

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