「皇室女性への圧力浮き彫り」眞子さん結婚、海外メディアも関心

疋田多揚=パリ、荒ちひろ、半田尚子
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 秋篠宮家の長女眞子さん(30)と小室圭さん(30)の結婚を海外メディアも相次いで報じた。

 仏紙ルモンドは、2人の結婚が「日本社会の極めて保守的な人々によって意地悪くみられてしまった」と伝えた。同紙は小室さんの母親の金銭トラブルが週刊紙を中心に詳細に報じられたことについて、あたかも「圭さんが金銭トラブルを解決したいがために眞子さんを誘惑した」人物のように紹介されてしまった、と説明した。

 小室さんの髪形までもがやり玉に挙がったことにも触れて、「極右による結婚反対デモが(日本で)行われた」とも伝えた。

 米紙ワシントン・ポストは、小室さんの帰国時の髪形がSNS上で物まねの標的にされたり、批判の対象になったりしたことなどに触れ、人々の好奇心や批判が「ほとんど『ネットいじめ』の域まで過熱した」と表現した。

 米紙ニューヨーク・タイムズは、2人がこの日を迎えるまでの道のりは「拷問のように苦しい」ものだったと伝えた。特に小室さんの帰国後は、小室さんの髪形や、秋篠宮家へのあいさつの際に黒や紺ではなくピンストライプのスーツを選んだことが否定的に報じられるなど、「訳がわからない」ほど注目されたとした。

 一方、眞子さんが博物館学修士号を取得していることなどにも触れ、「ニューヨークの美術業界で仕事を見つけられるかもしれない」とした。

 英BBCは2人が今後、米国に移るとみられることについて、英王室のハリー王子とメーガン妃を引き合いに「日本のハリーとメーガン」と表現。「一部の人々やメディアの2人の関係性に対する反応は、日本の皇室の女性が直面する圧力を浮き彫りにするものだった」と分析した。

 インドネシアでは、結婚を前に様々な困難に直面してきた2人は「まるで恋愛ドラマのようだ」と注目を集めてきた。ニュースサイト「テンポ」は「真実の愛への道のりは決して平坦(へいたん)ではなかった」「2人の結婚は物議を醸し、世間の批判にさらされてきた」などと紹介。批判的な報道が相次ぐ中でも、「2人の愛は弱まることはなかった」と報じた。(疋田多揚=パリ、荒ちひろ、半田尚子)