民主化プロセス2年で頓挫 スーダンでクーデター、衝突で7人死亡

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ヨハネスブルク=遠藤雄司
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 軍によるクーデターから一夜明けた26日、スーダンでは首都ハルツームなどで民衆による抗議活動が続いた。ロイター通信は保健省職員の話として、これまでにデモ隊と治安部隊の衝突で7人が死亡し、140人が負傷したと伝えた。

 報道によると、国内ではインターネットや電話などの通信が制限され、ハルツーム周辺では多くの店が営業せずに閉じていた。ハルツームに架かる主要な橋も軍によって封鎖されたままだという。

 クーデターを主導した軍出身のブルハン統治評議会議長は25日、暫定政権の解散と非常事態を宣言。2023年7月に選挙を実施して民政移管すると強調したが、30年近くにわたって続いた前バシル政権の軍政から脱却し、軍民合同の暫定政権の発足によってようやく進み始めていた民主化へのプロセスはわずか2年あまりで頓挫した形だ。

 国際社会からも反発が相次い…

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