31日投開票の衆院選について、朝日新聞社は23、24日、千葉県内の有権者を対象にしたインターネットによる選挙情勢調査を実施した。取材で得た情報と合わせて総合的に県内13小選挙区の中盤の情勢を探った。
今回の衆院選は、直近3回で12年11勝2敗▽14年11勝2敗▽17年12勝1敗――と他党を圧倒してきた自民がどれだけ議席を維持するかが一つの焦点だ。
自民は、現時点では7選挙区で優位に立つ一方、3選挙区で激戦、1選挙区でやや厳しい戦い、2選挙区で厳しい戦いとなっている。過去3回並みの議席維持は難しい可能性がある。
立憲、共産、れいわの野党3党は今回、10選挙区で候補者を一本化。このうち4区と8区で立憲候補が自民候補を引き離して優勢だ。9区も、立憲前職が自民前職を一歩リード。激戦は1区、10区、13区で、いずれも自民、立憲の競り合い。自民、立憲以外の候補は各選挙区でいずれも苦戦している。
調査時点で投票態度を明らかにしていない人が3~5割いるため、情勢は変化する可能性もある。
(候補者名は敬称略)
千葉1区
4度目の対決となった田嶋と…