中国、温室ガス削減へ行動計画を公表 新エネルギー車を新車の4割に

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瀋陽=平井良和
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 中国政府は26日、温室効果ガスを削減する2030年までの行動計画を公表した。「30年までに排出量を減少に転じさせる」という目標に向け、再生可能エネルギーの大幅な増加や産業の効率化などを推し進めるとされている。10月末に開幕する国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)で中国側の立場を示す計画になる。

 行動計画では30年までに、風力・太陽光発電の設備容量を計12億キロワット以上に引き上げる▽エネルギー消費に占める非化石エネルギーの割合を25%前後に引き上げる▽国内総生産(GDP)当たりの排出量を05年比で65%以上引き下げる――など、これまでに掲げた数値目標を柱に据えたほか、新車販売に占める電気自動車などの新エネルギー車の割合を40%にするなどとした。

 エネルギー需要が伸び続けるなか、中国は排出量の「30年ピークアウト」と「60年までに実質ゼロ」の目標を掲げたが、すでに脱炭素への急激な転換によるひずみも顕在化している。

 昨冬には多くの家庭が暖房を…

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