TSMC創業者、海外分散に釘?「台湾は製造拠点の中心であるべき」

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台北=石田耕一郎
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 世界的な半導体メーカーの「台湾積体電路製造」(TSMC)の創業者、張忠謀(モリス・チャン)氏が26日夜、台湾の経済フォーラムで、「米国は現在、自国産の半導体生産を増やそうとしているが、成功しない」と述べた。理由として米国のサプライチェーン(部品供給網)の不完全さやコストの高さを挙げた。

 TSMCは今月、日本に前世代型の半導体を作る工場を建設する計画を発表している。張氏は同フォーラムでの講演後、台湾での製造を重視してきた同社が、米国や日本、欧州に製造拠点を分散させる方向に方針転換したのではないかとの質問に答えた。

 張氏は「半導体大手の米イン…

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