軍事クーデターで拘束のスーダン首相が帰宅 米国務長官と電話協議

ヨハネスブルク=遠藤雄司
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 クーデターを起こしたスーダン軍に拘束されていた同国のハムドク首相が26日、帰宅を認められて自宅に戻り、米国のブリンケン国務長官と電話協議した。国務省によると、ブリンケン氏は首相の解放を歓迎し、スーダン軍には拘束しているすべての文民指導者の解放を求めた。

 AP通信などによると、ハムドク氏の自宅周辺は厳重な警備体制が敷かれている。ハムドク氏が今後自由な外出や外部との連絡が保証されているかは不明だ。

 クーデターを主導した軍トップのブルハン氏はハムドク氏を解放する前の記者会見で、「事態が落ち着けば、彼は自宅に戻るだろう」と説明していた。軍が権力を掌握した目的については、国内で政治的な分断が深まっていたことから「内戦を避けるためだった」などと正当化した。

 ブルハン氏は、文民の閣僚らを相次いで拘束した25日に暫定政権の解散を発表し、非常事態を宣言した。これに対し国連や欧米諸国アフリカ連合などが相次いで反発し、閣僚らの解放や暫定政権の回復を求めてきた。米国が7億ドルの経済支援の凍結を発表するなど、スーダン軍に対する国際社会からの圧力が強まっていた。

 クーデターを起こしたスーダン軍に拘束されていた同国のハムドク首相が26日、帰宅を認められて自宅に戻り、米国のブリンケン国務長官と電話協議した。国務省によると、ブリンケン氏は首相の解放を歓迎し、スーダン軍には拘束しているすべての文民指導者の解放を求めた。

 AP通信などによると、ハムドク氏の自宅周辺は厳重な警備態勢が敷かれている。ハムドク氏が今後自由な外出や外部との連絡が保証されているかは不明だ。

 クーデターを主導した軍トップのブルハン氏はハムドク氏を解放する前の記者会見で、拘束しているわけではないと釈明。「事態が落ち着けば、彼は自宅に戻るだろう」と説明した。軍が権力を掌握した目的については、国内で政治的な分断が深まっていたことから「内戦を避けるためだった」などと正当化した。

 ブルハン氏は、文民の閣僚らを相次いで拘束した25日に暫定政権の解散を発表し、非常事態を宣言した。これに対し国連や欧米諸国、アフリカ連合などが相次いで反発し、閣僚らの解放や暫定政権の回復を求めてきた。米国が7億ドルの経済支援の凍結を発表するなど、スーダン軍に対する国際社会からの圧力が強まっていた。(ヨハネスブルク=遠藤雄司