米、台湾の国連機関参加に支持求める 国務長官「意味ある参加を」

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ワシントン=園田耕司、台北=石田耕一郎
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 ブリンケン米国務長官は26日、すべての国連加盟国に対し、台湾が国連機関に「意味のある参加」ができるように支援することを求める声明を発表した。22日にも米国務省は台湾の国連機関への参加拡大を図るため、台湾外交部と高官協議をオンラインで開催。米政権は、中国の圧力で国際的孤立を深める台湾を支援する姿勢を強めている。

 ブリンケン氏は声明で、「(台湾は)人権と法の支配を尊重している」と評価。台湾は経済文化面で国際社会にとって極めて重要だとも指摘したうえで、「台湾が、国連システムに『意味のある参加』をすることは、政治問題ではなく、実務的な問題だ」と強調。台湾が参加できていない例として、WHOや国際民間航空機関(ICAO)を挙げた。声明では、台湾の国連機関への「意味のある参加」は、米政権の中国を正当な国家として認める「一つの中国」政策と矛盾しないとも指摘した。

 台湾の外交部(外務省)は27日、声明に謝意を表明し、「米国など考え方の近い国々と協力しつつ、国際社会で台湾が活動できる範囲を広め、自由や民主主義に基づく国際秩序を守る」とのコメントを出した。

 ブリンケン氏は5月下旬のW…

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