選手79人甲子園経験は1人 70季ぶりVの神戸大、初の神宮なるか

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高橋健人
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 創部100年を超える国立大の硬式野球部が、六甲山のキャンパスから明治神宮大会初出場を狙っている。

 今秋の関西5リーグ優勝校が明治神宮大会の出場枠2をかけて争う、関西地区大学野球選手権大会(朝日新聞社など後援)が31日、大阪・南港で開幕する。

 近畿学生で1986年春以来70季ぶり(中止の昨春を除く)9度目の優勝を果たした神戸大は、唯一の国立大だ。悲願の神宮初出場がかかる。

 近畿学生での国公立大の優勝はこれまで6校の計25度。このなかでは創部118年の神戸大が最も優勝回数が多いが、全日本大学選手権大会、明治神宮大会ともに出場したことはない。

 近年は優勝争いに絡めないことも多く、2018年春からの順位は3、3、6、5、中止、3で今春も5位に終わった。

 OBで就任8年の中井明則監督(51)は「近年の国公立大の活躍が悔しく、じくじたる思いだった」と語る。

 同じリーグの国立、和歌山大は17年春に初優勝し、全日本大学選手権で8強入りし、今年も選手権で1勝した。17年秋には大阪市大が3度目の優勝を果たした。

 「だったら我々もできる、と。接戦を落とすたびに和歌山大、大阪市立大の名を挙げて部員に発破をかけてきました」と中井監督。

 今季を万全で迎えられたわけではなかった。

 8月19日、神戸大の部員17人の新型コロナウイルス感染が確認され、主力のAチームの約40人は2週間の活動停止を余儀なくされた。再び顔を合わせられたのは、開幕2日前の9月2日だった。

 開幕カードの相手はリーグ最…

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