「おかえりモネ」で注目 気象予報士の仕事は予報のみにあらず 

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島脇健史
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 NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の主人公の職業として注目される気象予報士。全国に1万人超いるが、実際に予報業務に関わったことがある予報士は2割にとどまることが、気象庁の調査で分かった。一方、データ分析技術の進歩や相次ぐ自然災害を背景に、予報士の新たな活躍の場は広がりつつある。

 予報士として同じ民間気象会社に勤めていた加藤芳樹さん(43)と史葉(ふみよ)さん(43)夫妻は、2018年に独立し、今年6月に会社を立ち上げた。気象データと様々なビジネス関連のビッグデータをAI(人工知能)などを使って掛け合わせ、分析結果を企業に提供している。

 例えばコインランドリー。天気が悪いと利用客が増えると言われるが、実際にどんな気象条件なら洗濯機の稼働率が上がるのか。過去の気象データと、店舗の洗濯機がいつどれだけ稼働しているかなどのビッグデータから分析し、需要を予測する。これにより「この時期に料金を割引すれば洗濯機の稼働率が上がる」といった提案ができるという。

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