ガソリン8週連続値上がり、平均167.3円 7年ぶり高水準続く

新田哲史
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 日本エネルギー経済研究所石油情報センターは27日、25日時点のレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均)が1リットルあたり前週より2・7円高い167・3円だったと発表した。値上がりは8週連続で、2014年9月以来、約7年ぶりの高値水準が続いている。

 灯油もタンク1個分の18リットルあたりで前週より50円高い1910円で、こちらも約7年ぶりの高値。センターは来週もガソリン価格は値上がりするとみる。

 原料となる原油が高騰し円安も影響している。指標となる米国産WTI原油の先物価格は25日に一時、約7年ぶりに1バレル=85ドル台をつけた。世界的に経済活動が再開し需要が増えるなか、中東やロシアなど主要産油国の増産ペースは緩やかで、値上がりしやすい状況だ。

 日本政府は主要産油国に増産を要請している。萩生田光一経済産業相は25日、アラブ首長国連邦(UAE)のマズルーイ・エネルギー・インフラ相とテレビ会談し、増産を含めた協力を求めた。産油国でつくる「OPECプラス」の会合が11月上旬にあり、追加増産が決まるかどうかが焦点になる。(新田哲史)