アパマン爆発事故、住民らと運営会社が和解 札幌地裁

平岡春人
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 札幌市豊平区で2018年12月、不動産仲介業者「アパマンショップ平岸駅前店」で爆発が起き、多数のけが人が出た事故で、隣接するマンションの住民らが運営会社を相手取り、慰謝料など計約5500万円の損害賠償を求めた訴訟は、札幌地裁(広瀬孝裁判長)で和解が成立した。和解金額は公表されていない。26日付。

 原告側の代理人弁護士によると、「APAMAN」(東京)の子会社で、被告の「アパマンショップリーシング北海道」が和解金の支払いに応じたという。

 事故をめぐっては、元店長が重過失傷害などの罪に問われ、昨年8月に札幌地裁で禁錮3年執行猶予4年の有罪判決を受けた。判決によると、元店長は在庫の消臭除菌用スプレーを処分するため店内で多数のスプレーを噴霧し、ガスが充満した状態でガス瞬間湯沸かし器をつけて爆発を起こした。

 原告側は19年12月、爆発でマンションの窓が割れたり、換気扇が壊れたりして生活に支障が出たとして提訴していた。原告側の代理人弁護士は取材に「住民らの負担も考え、和解に応じた」と話した。(平岡春人)