「勝敗が小さく思える」 金メダリスト・小平奈緒が求める幸せ

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菅沼遼
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 オリンピック(五輪)で戦う意味は何か――。今夏の東京五輪に続き、北京冬季五輪の開幕があと100日に迫っている。2大会連続の金メダルがかかるスケーターの思いとは。

 スピードスケート小平奈緒(相沢病院)には、この夏の東京オリンピック(五輪)で心に残った言葉がある。

 「自分は何者なのかと、それを確かめるために、証明するために、戦うことができました」

 柔道の男子73キロ級で2大会連続で金メダルを獲得した大野将平が、テレビのインタビューで語っていた言葉だ。

 そんな大野の姿が、すごく輝いて見えたと小平は言う。「自分が何者か表現する舞台が、4年に一度のオリンピックなんだ。いろんな雑念を振り払えたから、2連覇を遂げられたのかな」

 2018年平昌五輪の500メートルで金メダルを獲得してから、「周りの目を気にしてしまうことがあった」。いつも通り生活をしているつもりでも、どこか自分らしくない。「『小平奈緒』を演じなきゃ」という感覚にとらわれていた。

 そんなさなかの2019年1…

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北京オリンピック

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