滋賀でサカつく!資金や選手は? 元清水エスパルスJリーガーの挑戦

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金子智彦
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スポーツ好奇心

 「滋賀県にJリーグを!」とゼロから活動を始めた元Jリーガーがいる。J1清水エスパルスなどで、攻撃的なポジションで活躍した守山市出身の村田和哉さん(33)。選手の発掘や育成、資金獲得……。課題は山積みだが起爆剤はあるのだろうか?

 「ホンマ忙しい。(自分の)分身が5人くらい欲しい」。10月中旬、村田さんは充実の表情を浮かべた。この数日前、チーム名が「ヴィアベンテン(VIABENTEN)滋賀」に決定。琵琶湖と「V」にVitality(活力)などの思いを込めた。600通以上来た応募に手応えを感じていた。

 クラブを設立し、運営や施設管理、選手育成などを行う。まるでシミュレーションゲーム「プロサッカークラブをつくろう!」(サカつく)の“リアル版”だ。そう話を向けると、「無謀ってよく言われるけど、まずは動き出すこと。僕の情熱が波動となり、県民140万の夢になれば」と答えた。

 村田さんは2005年度の第84回全国高校選手権で「セクシーフットボール」旋風を巻き起こし、日本一になった滋賀・野洲高のメンバー。大体大を経てセレッソ大阪、清水など5クラブを渡り歩き、昨季限りで引退した。J1とJ2で通算166試合13得点。スピードが持ち味の主にスーパーサブとして活躍した。

 サッカーどころ静岡に本拠がある清水では、老若男女が練習見学に訪れ、商店街や地元企業もチームを盛り上げていた。「クラブが地域のハブ(結節点)になっていた」。故郷にそれがないのは悔しい。16年、「滋賀にJクラブを」を目標に定めた。

 全国にはJ1~J3のクラブ…

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