開館29年、アオウミガメが初繁殖 「野菜をしっかり食べたから?」

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皆木香渚子
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 名古屋港水族館名古屋市港区)で飼育中のアオウミガメの卵がかえった。1992年の開館以来、初めての繁殖成功。館では、生まれた6匹のうち、2匹を公開している。

 熱帯から亜熱帯に生息するアオウミガメは、甲羅の長さが1・2メートル、体重150キロ以上になることもある大型のウミガメだ。ウミガメの中でも草食性の傾向が強く、海草や藻を好んで食べる。そのため脂肪が緑色がかっており、「アオ」がつく名前の由来と言われる。環境省のレッドリストに絶滅危惧種として掲載されている。

 名古屋港水族館では雌3匹、雄1匹を飼育している。7月以降、雌の「CmW―03」が4回にわたり364個の卵を産んだ。飼育下のアオウミガメが産卵することは珍しく、飼育担当の森昌範さん(47)も「ノーマークだった」と話す。

 名古屋港水族館では18年前にも産卵があったが、このときは交尾が確認されておらず、かえらなかった。今回は、交尾後の産卵だったため、受精卵の可能性が高いとみて、孵化(ふか)するのではと期待されていた。

 卵の多くは研究機関に寄付し…

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