「どうすればできるか考えて」 東証が取引時間を30分延ばせる事情

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稲垣千駿、西尾邦明
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 東京証券取引所は27日、現在は午後3時までの取引時間を2024年度後半をめどに30分延長する方向で準備を進めると発表した。取引の終了時間が変わるのは、70年ぶりになる。東証が起こした大規模なシステム障害が、長年の壁を打ち破るきっかけになった。

 「レジリエンス(回復力)の向上だけでなく、取引機会の拡大、国際競争力の観点でも意義がある。期待している」

 27日夕、東証を傘下に持つ日本取引所グループ(JPX)の清田瞭最高経営責任者(CEO)は、記者会見で力を込めた。30分延ばす狙いは障害時の取引時間を確保するとともに、投資家の利便性を高め、東証の国際的な地位を高めることにある。

 東証は現在、午前9時~午後…

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