投打とも好成績 目立った「勝負弱さ」 ホークス 8季ぶりBクラス

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菅沼遼
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 オリックスが25年ぶりの優勝を決めたプロ野球パ・リーグ。一方、5年連続日本一を目指した福岡ソフトバンクホークスはリーグ4位、8季ぶりのBクラスで幕を閉じた。60勝62敗21分けで、13季ぶりの負け越し。投打ともに好成績を残しながら、けがなどによる離脱者が相次ぐ苦しいシーズンだった。

 9月3日のオリックス戦。相手先発は今季のパ・リーグ投手部門で圧倒的な好成績を残した山本由伸。好機を作りながら生かし切れず、1―2で敗れた。試合後、工藤公康監督は「いつも言うように『あと1本』になってしまうんですが。そこが出ればね」と、ため息交じりで話した。

 「あと1本」。今季のソフトバンクの戦いぶりを象徴する言葉だ。

 データを見ると、投打とも悪い出来ではない。チームの防御率3・25はパ・リーグの1位で、493失点は最少。打率2割4分7厘、564得点はいずれもリーグ2位だ。得点は失点より71も多かった。

 それでも二つの負け越し。目立ったのは「勝負弱さ」だった。

 1点差で勝ったのが8試合に対し、負けたのが19試合。気持ちよく「大勝ち」した試合が多かった一方で、接戦でなかなか勝てなかった。引き分けは両リーグ最多の21試合もあった。

 緊迫した場面を何度もくぐり…

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