「課題見つめ、前に」将棋・藤井聡太王位 就位式で七番勝負振り返る

村上耕司
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 将棋の第62期王位戦(新聞三社連合主催)で初防衛を果たした藤井聡太王位(19)=叡王・棋聖と合わせ三冠=の就位式が28日、東京都内で開かれた。

 6月に始まった七番勝負では、第1局は挑戦者の豊島将之竜王(31)に敗れたが、第2局から4連勝で防衛を決めた。藤井王位は「第1局を熱戦にできずに敗れて苦しいスタートとなった。続く第2局も苦しい展開だったが勝つことができ、そこから流れをつかむことができた。七番勝負では序盤で形勢を損ねてしまった将棋が多く、課題の見つかったシリーズだった。この課題をしっかり見つめ直して前に進んで行けたらと思う」と振り返った。

 7月には渡辺明名人(37)=棋王・王将と合わせ三冠=の挑戦を3連勝で退けて棋聖位を防衛し、9月には叡王戦で豊島竜王からタイトルを奪って最年少で三冠になった。現在は竜王戦七番勝負で豊島竜王に挑戦し、2連勝している。

 王位の就位式後の記者会見では「豊島竜王を始めトップの方と対戦していただく機会が多く、その中で発見や改善すべき点がある。それを一つ一つ改善して成長していけたらと思う」と話した。村上耕司