イラン、米との核協議再開へ 制裁の一斉解除求め、来月末までに

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テヘラン=飯島健太
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 イランは27日、核合意をめぐる米国との間接協議を11月末までに再開すると明らかにした。イランでは6月の大統領選で保守強硬派が当選し、協議が中断していた。実現すれば5カ月ぶりの協議となるが、双方の溝は深く、交渉がうまく進む保証はない。

 「交渉の成功に向けて建設的な議論だった。11月末までの協議再開で合意した」。イランのバゲリ外務次官は27日、欧州連合(EU)の外交を担う欧州対外活動庁のモラ事務次長とブリュッセルで会談後、ツイッターにこう投稿した。EUは核合意をめぐる交渉の仲介役を務める。

 米国のトランプ前政権が2018年に核合意から離脱。バイデン政権発足後の今年4月、米国とイランは合意復活に向けた協議を始めた。だが、イラン側がトランプ前政権が合意離脱後に科した全制裁の一斉解除を求めているのに対し、米国側には合意の復活で解除できる制裁と、「テロ支援」などが理由で解除できないものがあり、溝は深い。

 それでも、イランの前政権時…

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