北海道知事「核ごみ調査、一貫して反対」 麻生氏発言は「残念」

中野龍三
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 「核のごみ」(原発から出る高レベル放射性廃棄物)の最終処分場の選定に向けた文献調査が進む北海道寿都町の町長選で、調査を推進する現職の片岡春雄氏の6選が決まったのを受け、鈴木直道知事は28日の会見で、次の段階の概要調査について「文献調査から概要調査に移行する場合は、私は一貫して現時点において反対と言ってきている。これは今も変わらない」と改めて反対の姿勢を示した。

 また、自民党麻生太郎副総裁が25日の小樽市内での応援演説で「温暖化したおかげで北海道のコメはうまくなった」などと発言したことについて、鈴木知事は「残念だ。北海道のコメがここまでおいしくなった最大の理由は生産者のたゆまぬ努力がまずある。気候変動という国際的な課題に道としてゼロカーボン北海道の宣言をし、取り組んでいるという状況を踏まえるとやはり残念」と述べた。(中野龍三)