星出飛行士、11月5日帰還へ ISSで会見「終わり、名残惜しい」

小川詩織
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 国際宇宙ステーション(ISS)での半年間の長期滞在をまもなく終える星出彰彦飛行士(52)が28日、軌道上で会見し、日本人として2人目の船長を務めたことについて、「乗組員同士や地上とのやりとりをフランクにできる、働きやすい環境づくりを意識した。そろそろ終わりがみえてきた。名残惜しい」と振り返った。日本時間11月5日にISSを離れ、地球に帰還する予定。

 7月には、ドッキングしたロシアの実験棟が想定外のエンジン噴射をし、ISSが1回転半する緊急事態があった。星出さんは「地上でも想定外の出来事に対する訓練はしていた。全員が持ち場を認識して、てきぱきと動いた。自分は全体を見ながら小まめに地上と通信した」と話した。

 ここ数カ月、民間による宇宙旅行が相次いで成功した。「一般の方にもより多くのチャンスが広がってくる。それはすごく歓迎すべきこと。宇宙での体験や新しい文化を作っていってほしい」と語った。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が新しい飛行士を募集することにも触れ、「宇宙には無限の可能性が広がっている。一緒に仕事ができる仲間ができることを楽しみにしている」と期待した。小川詩織