神奈川県厚木市に住む女性(48)は自律神経失調症を患い、生活保護を受給している。自分の子ども2人と孫4人を1人で育て、仕事を探す時間は作れない。部屋には大量の洗濯物。台所は食器であふれかえっていた。
コロナ禍は、私たちが直面する現実を浮き彫りにし、置き去りにされた課題を可視化しました。31日の衆院選投票日、人々は何を託そうとしているのでしょうか。私たちの現在地を写真でお伝えします
毎月、生活保護受給費約21万円だけでやりくりし、ギリギリの生活が続く。コロナ禍では、休校や短縮授業などがあり、なかなか自分の時間が作れなかったという。子どもたちにぜいたくはさせてあげられない。スーパーで目に付く「半額」の商品にも手を出せず、さらに安く販売されている場所を探しまわる日々だ。
女性は、次女(27)が育児…
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