北海道の厚岸ウイスキー 地元でしか飲めない「牡蠣の子守唄」完成

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武沢昌英
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 国内外で評価が高く、入手が難しいウイスキーを造る北海道厚岸(あっけし)町の「厚岸蒸溜所」が、地元の町への感謝を込めたウイスキーを完成させた。特産のカキにちなんで名づけられた「牡蠣(かき)の子守唄」はボトルでの販売はせず、町内の飲食店でしか味わえない。11月1日から提供が始まる。

 厚岸蒸溜所は食品原材料の輸入を手がける堅展(けんてん)実業(東京)が営む。「厚岸のカキとウイスキーは同じ潮騒を子守歌として成熟を重ねている」という思いから、同社の樋田恵一社長が新しいウイスキーの名をつけた。厚岸で造られたモルト(麦芽)ウイスキーと、英国スコットランドのアイラ島のモルトウイスキーを合わせたブレンデッドウイスキーで、アルコール度数は45%。

 北海道東部の太平洋に面する厚岸町はサンマやサケ、カキ、ウニなどの漁業が盛んだ。夏は冷涼で、海霧で知られるほど湿潤な気候だ。ウイスキーの仕込み水には、植物が炭化した泥炭(ピート)層を通ってきた水を使っている。その環境が世界有数の生産地アイラ島に似ていることから、樋田社長がモルトウイスキー造りの地に厚岸を選んだ。

 2016年秋にウイスキーの…

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