ピンク髪の彼女が市議会を直撃した理由は 「言えば変わる、やばい」

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秋山訓子
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アナザーノート 秋山訓子編集委員

 長崎県大村市は、大村湾に面した人口10万ほどの街だ。まいかさん(22)はここで生まれ育った。「住みやすくて離れたくない。大村大好き」。金髪にばっちりつけまつげ、アイラインくっきり、「派手なスタイルが好き」という今時の若い女性だ。

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 高校を出た後外食産業を経て、洋服の販売員をしていた。だがコロナで店は閉じ、彼女も解雇された。

写真・図版
麻衣香さん(本人提供)

 それからはコンビニのバイト生活。2店掛け持ち、14時から0時まで働き、翌朝6時からまたシフトに入るような生活だが、「バイトはがんばればがんばるほどお金がもらえる」と今の仕事を気に入っている。

 昨年の秋、失恋した。コロナの状況も少し良くなり規制も緩和されていたので、「毎日飲み歩いた」。毎回利用していた運転代行会社の社長が「コロナで(利用者が減って)代行もつぶれるわ」とこぼしていた。

勢いでダイレクトメール

 今年1月、たまたまスマホで地元の市議、村崎浩史さん(41)のツイートを目にした。コロナ禍のもと、飲食店に金銭的な支援をするというものだった。飲食店に支援するなら代行にはしないの?と思った彼女は「ノリと勢い」で村崎さんにダイレクトメールをしてみた。もちろん政治家に連絡するなんて初めての経験だ。

 「議員さん!飲食店だけじゃ…

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