「『食べたら太る』は間違っている」 指導者が気付いた大切なこと

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加藤秀彬
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 いまから26年前、名城大(名古屋市)の女子駅伝部はひっそりとうまれた。当時の部員は2人。日体大で中距離選手や主務の経験を持つ米田勝朗監督(53)が手探りで指導を始めた。

 今思えば、選手に申し訳なかったと振り返る。

 「私も若くて未熟だった。大学の女子は甘えがあって意識も低いから、管理しないといけないと思っていた」

 体重を絞れば勝てる。そう考え、過度な食事制限をした。体重は毎日チェック。食事がおろそかになった選手たちは生理が止まったり、ホルモンバランスが崩れたりした。

 「当時は長距離界全体にそういう風潮があった。選手に負担をかけ、監督のエゴでやってしまった」

 それでも、創部11年目には全日本大学女子駅伝で初優勝を果たした。

 厳しい練習と食事管理が、実を結んだかに思えた。

 だが、米田監督はここで大きく方針を変える。当時、駅伝部に向けられていた、ある批判が気になっていた。

 「名城大の選手は、卒業した…

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