車いす利用者も身長の低い人も 誰もが楽しめるファッション試着会

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 障害の有無に関わらず、誰もが楽しめる「インクルーシブ(包括的な)ファッション」に取り組むアパレル大手アダストリアが24日、当事者を集めた試着会を東京・渋谷の本社で開いた。同社が障害や持病のある人の意見を聞いてつくった服の着心地を、車いすユーザーらが実際に着て確かめた。

 試着会には、車いすの利用者や身長の低い人など約15人が参加した。システムエンジニアの牟田浩一さん(26)は、身長106センチ。「障害があるとファッションを選べないというハンデがあって、外に出るのがおっくうになると感じる」と話す。

 きちんとした服が好み。仕事にはオーダーメイドのスーツを着て行くが「つくってもらえる店が、かなり限られる」という。

 学生時代、就職活動のためのスーツを用意するときも苦労した。インターネットでオーダーメイドの洋服店を探したが、1件目には「できない」と断られた。2件目は「なんとか頑張ってみます」と応じてくれた。以後、ジャケットとパンツ、ワイシャツを、同じ店であつらえている。店の人が「オーダーメイドは、その人に合わせた服をつくり、満足して着てもらうのが仕事。あなたの服も絶対につくりますよ」と言ってくれたことがうれしかった。

 スーツ以外の服は子供服を着…

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