今の中日に必要なものは、理想の監督像は 立浪氏、就任会見で語る

有料会員記事

構成・山田佳毅
[PR]

 中日で22年間プレーし、野球解説などで活躍する球団OBの立浪和義氏(52)が10月29日、来季の監督に就任することが決まった。任期は3年で、年俸は1億円(金額は推定)。

 チームを3年間率いた与田剛監督(55)がシーズン中、成績不振の理由などで辞意を表明し、球団は立浪氏に次期監督就任を打診。立浪氏はこの日、球団から正式に就任を要請され、受諾した。

 同日の午後1時から、名古屋市内のホテルで就任会見が開かれた。主な質疑応答は次の通り。

 ――今の感想は

 「久しぶりに緊張している」(笑)

 「引退してから、私の目標は強いドラゴンズをつくることだった。12年と時間はかかったが、ようやくスタートラインにつけた。腹を据える、そういう信念でやっていく」

 ――2009年以来のドラゴンズのユニホーム

 「縁があってドラフトで名古屋に来て、ドラゴンズのユニホームを着て、22年、一筋でやらせてもらった。そのユニホームに袖を通すことはすごく楽しみ」

 ――野球解説者として、どんな12年だったか

 「外からだと野球は冷静に見ることができるが、責任がないので、好き勝手なことをしゃべれる。現場に入れば、いろんな事情が出てくると思うが、選手に分かりやすい方針で自分の信念を貫いて、ついてきてもらう。選手が迷わないようにやっていきたい」

 ――どんなチームをつくりたいか

 「今年はすごく投手陣が良かったと評価されている。野球は投手が(勝負の)8割を占めると思っている。守り勝つだけではいけないけれど、もう一度投手を整備し、センターラインを固めた、そういう野球をできるようにする。打てない、と言われてきたが、必ず、何とかします」

 ――今の中日に必要なものは

 「試合で勝ちにいく執念。それはしっかり、選手に植え付けていきたい」

 ――勝利への執念とは、具体的に

 「負けたときに、本当に悔しがって反省して、次に生かす。それが大事」

 ――理想の監督像は

 「あまりイメージがわかない。星野(仙一)監督から始まり、山田(久志)監督、高木(守道)監督、落合(博満)監督……。すばらしい監督の下で野球をやらせていただき、たくさんいい所を見てきた。それをしっかり頭に入れて指導したい」

 ――今の時代に合う厳しさとは

 「我々が入ったころ、当時は…

この記事は有料会員記事です。残り890文字有料会員になると続きをお読みいただけます。