「自分たちに勝てた」国学院大2連覇 東都大学、異例のシーズン閉幕

編集委員・安藤嘉浩
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 東都大学野球の秋季リーグは29日、第6週の2回戦2試合が神宮球場であり、国学院大が中大を下し、2季連続3度目の優勝を果たした。最優秀投手に選ばれた坂口翔颯(かすが)(1年、報徳学園)が今季5勝目。首位打者は打率4割7分6厘の亜大・草部真秀(3年、常総学院)。春秋計22試合にすべて登板した駒大の福山優希(3年、八戸学院光星)に敢闘賞が贈られた。コロナ禍の影響で、今季は2部との入れ替え戦は実施しない。

 チーム打率2割6分2厘の春と違い、秋は1割台。国学院大の鳥山泰孝監督は「チーム力で勝ち取った連覇」と評価した。最終戦も1年生の坂口翔颯が粘投し、福永奨、瀬戸成一郎ら4年生が打って守って、もり立てた。「まず自分たちに勝つことができた」と主将の福永。

 異例のシーズンだった。新型コロナウイルスの感染拡大が進んだ8月、1~4部に加盟する計21校の中でも集団感染があった。「学生の健康第一、公平性にも配慮する」として、「戦国東都」の代名詞である入れ替え戦をしない前提でリーグ戦を実施した。

 再三の日程変更もあり、厳しい戦いになった。「みんなで頑張ったね、とねぎらい合いたい」。2位の駒大・大倉孝一監督はすがすがしい表情で言い、鳥山監督は「春も秋も、最終戦で優勝が決まった。東都らしいシーズンだったと思います」と胸を張った。(編集委員・安藤嘉浩