「はっぴいえんど」の未発表曲を発売 古希でデビューの新人バンド

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定塚遼
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 全員が今年古希を迎える新人バンドが始動した。はっぴいえんどの鈴木茂など、日本のロック界を支えてきたレジェンド4人が新たにバンド「SKYE(スカイ)」を結成し、10月27日にアルバム「SKYE」を発表し、デビューを果たした。はっぴいえんどの未発表曲も収録された。熟練の音の名工たちは、「これからが楽しみ」と華やぐ心で未来を見据える。

 鈴木に加え、ティン・パン・アレーにいた松任谷正隆、林立夫、サディスティック・ミカ・バンド小原礼というロック界の生き字引たちが集まった。高校時代に鈴木、林、小原は同名の「SKYE」というバンドを組んでおり、その3人に松任谷を加えた形での始動となった。

 松任谷にとって、音楽人生の心残りがバンド活動だったという。1970年代には、鈴木や林、細野晴臣らとティン・パン・アレーの前身となる「キャラメル・ママ」を結成。だが、次第にバンド色は薄れ、音楽プロデュース集団の色彩が濃くなった後、消滅した。

伝説的集団「ティン・パン・アレー」 消滅の理由は

 「『キャラメル・ママ』で僕は失敗したと思ってる。バンドがちゃんとできなかったっていうトラウマが少しあった」と明かす。理由については「細野さんがすごくて、僕らが遠慮して気を使いすぎてしまったところがある。それでバランスが崩れてしまった」と振り返る。「それに、若かったしね。でもこの年になったらひょっとしたらできるかも、と思った」

 「自分がイメージしたことを…

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