郵便局にファミマが登場 無人決済でコスト削減

杉山歩
[PR]

 コンビニ大手のファミリーマートは29日、郵便局の空きスペースを活用した店舗の1号店を埼玉県川越市にオープンした。日本郵便と連携した取り組みで、無人決済システムを導入してコストを抑制。過疎地などへの出店のモデルにしたい考えだ。

 1号店は川越西郵便局のロビーに設けた。14平方メートルほどの広さで、パンや飲み物、マスクなどが並ぶ。客が手にした商品を天井のカメラや棚のセンサーが感知。無人レジで代金が自動計算され、会計できる。店員は常駐せず、商品管理などのために近隣店の店員が来るだけですみ、人件費が抑えられるという。

 この日は茨城県稲敷市の柴崎郵便局でも、ファミマの商品棚を置き、郵便局の窓口で代金を支払う新たな試みを始めた。同社の細見研介社長は「コンビニは『飽和』と言われているが、新しい業態が次の未来の可能性を開くと確信している」と話した。(杉山歩)