「たかが一票」で自分の存在示そう 犬山紙子さん×能條桃子さん

有料会員記事withU302021衆院選

司会・構成 伊木緑
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 選挙や政治のことをよく分からない自分が投票していいの? 一票で社会が変わるわけでもないのに、自分が投票に行く必要ある? 10月27日に行った記者サロン「それでも私たちが選挙に行くべき理由」では、イラストエッセイストの犬山紙子さんと、若者の政治参加を促す団体「NO YOUTH NO JAPAN」(NYNJ)の代表を務める能條桃子さんが、視聴者からの質問に答えながら語り合った。

【動画】No Youth No Japan × 朝日新聞 「with U30」若者と衆院選

私の周りには政治やニュースに興味がない人が多いです。テレビを見ない、スマホのニュースもスワイプして消しちゃう、と言っている人もいました。このような若い世代の人が今も将来も選挙に行くとは思えません。(岡山県 10代女性)

 犬山 政治や社会に関心がないといっても、バイト代や学費、食事や洋服の値段といった身の回りのことに興味がない人、将来に漠然とした不安を抱いていない人はいないんじゃないかな。私たちは、自分たちが権利の主体であることを教えてもらわないまま大きくなってしまった。何か声を上げるより、上げない方が合理的だと学習させられているのではないかと、自分を振り返ってみても思います。

 能條 実は自分も政治に影響を受けているのに、気づいていないパターンがあると思う。たとえば大学の学費は高くなってきている。20代の可処分所得は減っている。給与明細を見て、社会保険料が高すぎてびびる。実は影響を受けているんです。

 一方で、明日の生活は大丈夫、という人もいる。そういう人は自分のためだけじゃなくて今ある社会の問題に目を向けて、「私の一票なにに使おうか」という思考になってくれたら。

どの候補者を選んでいいか分からず、難しいと感じます。調べることが多すぎて気がめいりそうになります。(兵庫県 20代女性)

■誰に投票しても「正解」です…

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これからの時代を生きるU30世代が、社会に対して感じているモヤモヤ。政治や選挙にどんな思いを抱き、何を願っているのか、一緒に考えます。[記事一覧へ]