グレタさん、ロンドン金融街で抗議 石油採掘への融資ストップ求める

金成隆一
[PR]

 英グラスゴーで国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)が31日に始まるのを前に、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(18)が29日、ロンドンの金融街シティーに姿を見せた。金融機関が石油や天然ガスなど化石燃料の採掘事業に資金を提供するのをやめるように求める抗議活動に加わった。

 参加した若者らは「私たちの運動を止めることはできない。(現状と異なる)もう一つの世界は可能だ」「私たちが求めているのは気候正義(Climate justice)だ。いつ実現を求めるのかって? 今だ」などと訴えた。

 グレタさんはBBCの番組で、COP26について、一部の国が多くの代表団を送り込む中で、他の国々の代表団が少ないとして「公平ではない」と訴えた。温室効果ガスを長年にわたって排出してきた先進国の「歴史的な責任を無視し続ける限り(COP26の)交渉が成功することはないだろう」とも主張した。

 グレタさんはインタビューで「COP26への若者の参加が十分ではないと指摘されている」と振られると「『過激な』と形容される若者を多く会議に招くと自分たちの印象が悪くなるのではないかと、多くの人が恐れているのだろう」と答えた。(金成隆一)