「賠償支払い、北海道ではなく校長らに」 高1自殺めぐり遺族が請求

芳垣文子
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 札幌市で2013年、当時道立高校1年だった男子生徒が自殺したことを巡り、母親は29日、アンケート破棄に関して札幌高裁が道に対して認めた110万円の支払いについて、道監査委員住民監査請求を行った。支払いは道ではなく当時の校長や教頭、道教育委員会の指導主事らが補塡(ほてん)することを、知事に勧告するよう求めている。

 この問題では、自殺後に全校生徒に行ったアンケートの原本を学校が破棄。一審、二審とも破棄は違法と認め、道に110万円の支払いを命じた判決が確定している。

 またこの日、母親と道教委との2回目の面談が非公開で行われた。終了後、道教委生徒指導・学校安全課の伊藤伸一課長は「今後の生徒指導のあり方などを話し合ったが、双方の考えの一致点があった」などと説明した。(芳垣文子)