投票率全国1位の都道府県は? 前回64年ぶりの首位が挑む「戦い」

2021衆院選

上月英興
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 2017年の前回衆院選で、山形県投票率は1953年以来64年ぶりの全国1位だった。19年の参院選でも1位に輝いており、今回の衆院選でも「首位の座」を守れるか注目される。

 17年衆院選で、山形県投票率は全国平均より10・39ポイント高い64・07%。14年の前々回選挙まで16回連続で1位だった島根県(60・64%)が4位となり、首位の座を明け渡した。県内の市町村別にみると、金山町の78・44%を筆頭に、14町村が7割超え。最も低い山形市でも58・43%で、全国平均より高かった。

 今回の衆院選で県内の期日前投票者数は、29日までに17万6985人。前回の同時期より3万2448人(22%)多く、過去最多のペースだ。選挙区別の投票者数は、1区が5万7006人(前回比45%増)、2区が6万23人(20%増)、3区が5万9956人(9%増)。特に山形市が54%増で伸び率が大きい。

 県選挙管理委員会によると、近年は期日前投票が浸透している上、コロナ下で密を避けようと早めに投票所に足を運ぶ人もいた可能性があるという。

 前回選挙で山形県の18、19歳の投票率は47・24%。これも全国では首位だったが、年代別で比べると若者の投票率は低い。県選管は今回、山形市出身のタレント、阿部菜々実さん(19)らを起用したテレビCMを400回放送するなどし、家族ぐるみや子連れでの投票を呼びかける。担当者は「選挙啓発を通じて皆さんに投票を促し、ぜひ今回も1位をとれれば」と話す。(上月英興)

【動画】40秒でわかる!衆院選、投票ってどうやるの?

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