日経平均、一時700円超上昇 自民の絶対安定多数を好感

2021衆院選

西尾邦明
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 1日の東京株式市場は、日経平均株価が一時、前週末終値より700円超上昇し、2万9600円台を付けた。衆院選自民党が単独で絶対安定多数の261議席を確保したことが市場で安心材料となり、買いが広がっている。

 寄り付きは前週末比437円99銭高の2万9330円68銭。精密機械や食料品、電気機器など幅広い業種で買い優勢となった。好決算を受けた米株式市場で高値を更新したことも後押しとなっている。

 ただ、自民党は公示前の276議席から減らし、甘利明幹事長ら大物が選挙区で落選するなど不透明感を残す。今後、株高が続くかどうかは、岸田氏が経済政策で指導力を発揮できるかにかかっていそうだ。

 第一生命経済研究所の熊野英生・首席エコノミストは、「自民党の絶対安定多数で市場にポジティブサプライズ(肯定的な驚き)となった。ただ、来年夏の参院選に向けて、岸田政権は経済政策の成果を早期に築く必要がある。分配戦略で一般の人々の給料をいかに高められるかが重要だ」と指摘する。(西尾邦明)

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