石原伸晃氏破った立憲・吉田晴美氏、駅前で「ここからがスタート」

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伊藤和行 柴田秀並 上嶋紀雄 久保田侑暉
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 衆院選の投開票から一夜明けた1日朝、新顔の当選者たちは改めて支持への謝意を語るとともに、「ここからがスタート」「次の世代に豊かな国を」と、これから始まる議員活動への決意を口にした。

 東京8区で、元党幹事長の自民前職、石原伸晃氏(64)を破って初当選した立憲新顔の吉田晴美氏(49)は1日朝、東京都杉並区のJR阿佐ケ谷駅前で「ここからがスタート。社会に広がる不安や格差拡大の問題に取り組みます」と通勤客らに呼びかけた。

 吉田氏は山形県出身。国会議員秘書などを務め、2017年の衆院選では石原氏に約2万3千票差で敗れた。今回、れいわ山本太郎代表が公示間際に8区からの出馬を表明したものの直後に撤回し、共産も擁立を見合わせたため野党共闘が奏功。雪辱を果たした。「地域を丁寧にまわり、一人ひとりと寄り添う活動をしてきた。誰も取り残さない社会に変えていきたい」と訴えた。(伊藤和行)

 9回の当選を重ねた自民の重鎮、鴨下一郎元環境相(72)が引退した東京13区では、後継の自民新顔、土田慎氏(31)が初当選。「平成生まれ」の衆院議員となった。1日朝、土田氏は東京都足立区内の事務所で取材に「次の世代に豊かな国をバトンタッチしていけるよう、覚悟を決めて国政で頑張りたい」と語ると、スタッフらに見送られてあいさつ回りに出かけていった。

 リクルート出身。鴨下氏が8月に引退を表明すると公募に応じた。課題は知名度の低さ。陣営関係者は「鴨下さんが引退したことすら知らない有権者が多かった。長年保ってきた議席と地盤を守る意識で一丸となった」。結果は立憲候補に約3万7千票の差をつけての圧勝。土田氏は31日夜、「落下傘で来て名前も知られていなかったが、皆さんが助けてくれた」と語った。(柴田秀並)

いつもの「挑戦者」タスキかけてあいさつ

 神奈川13区で、自民党幹事…

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