犯罪被害者の支援団体代表、性犯罪事件の初公判で「黙秘」 大阪地裁

森下裕介
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 マッチングアプリで知り合った女性に性的暴行を加えたとして、強制性交等などの罪に問われた一般社団法人「さなぎの樹」代表、松本学被告(48)の初公判が1日、大阪地裁であった。松本被告は「黙秘します」と述べ、弁護人も認否を留保した。

 さなぎの樹は、犯罪被害者の支援をうたう一般社団法人で、被告が今年6月に設立した。法人登記によると、団体の目的に「性暴力の加害者が、再加害を防ぐための治療共同体の運営」などを掲げている。

 検察側は冒頭陳述で、被告はマッチングアプリで知り合った女性に金銭的な援助を持ちかけ、「面接」と称して裸にさせ、録画をしたと指摘。昨年8月、当時21歳の女性に対し、画像を女性の親に送るとほのめかして脅し、女性に性的暴行を加えたと主張した。2019年9月には、録画した動画を使って当時19歳の女性を脅迫し、わいせつな行為をしたとも訴えた。(森下裕介)